ムラマツ シュキ
MURAMATSU Shuki
村松 朱喜 所属
食健康科学部 健康デザイン学科
女性健康科学研究所 所属教員
国際文化研究所 所属教員
生活機構研究科 生活科学研究専攻
職種
准教授
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研究期間 | 2008~2009 |
研究課題 | メチロトローフ酵母の酸素応答システムとエピジェネティクス制御 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 若手研究(B) |
採択科研究課題番号 | 20780061 |
キーワード | 環境応答、酸素認識、エピジェネティクス、メチロトローフ酵母、Pichia methanolica、シトクロムc |
代表分担区分 | 研究代表者 |
概要 | ヒトを含む生物にとって酸素はエネルギー獲得のためにはなくてはならないものであるが、反応性が高く活性酸素種を生み出す要因である。そのため生物には酸素を認識、応答するシステムが存在すると推測される。申請者が着目したメチロトローフ酵母におけるメタノール代謝は、初段階酵素アルコールオキシダーゼ(AOD)の酵素反応と呼吸鎖の二カ所で酸素を必要とする。AOD発現は呼吸鎖活性により制御されていることを示されたことから、呼吸鎖構成因子シトクロムcの発現について解析しAOD発現制御との関係を考察した。P. methanolicaはメタノールおよび酸素濃度に応じてCYC1発現を制御し、代謝を調節していることが推測されまた、ヒストンアセチル化賦活剤により、AODの誘導量の増加が見られ、エピジェネティクス制御の存在の可能性が示唆された。 |