コンドウ アヤ    Kondoh Aya
   近藤 彩
   所属
人間文化学部 日本語日本文学科
 
文学研究科 文学言語学専攻 博士後期課程
 
文学研究科 言語教育・コミュニケーション専攻 博士前期課程
   職種
教授
研究期間 2017/04~2021/03
研究課題 「外国人社員の異業種協働型ビジネスコミュニケーション研修プログラムの開発」
実施形態 科学研究費補助金
研究委託元等の名称 大阪大学(2017)・早稲田大学(2018-2019)
研究種目名 基盤研究(C)
採択科研究課題番号 17K02851
キーワード ケース学習・外国人社員・ビジネスコミュニケーション・協働的な職場環境・社外の学びの場・異業種協働型・研修開発社外での学びの場・研修プログラム・人財育成・協働型研修・ビジネスコミュニケーション教育
代表分担区分 研究分担者
代表者 金孝卿
概要 令和2年度の研究実績は、①教育への応用と実践研究、②海外の教育現場への発信、③教師などの指導者養成、④教材開発、この4点に集約することができる。①については、大学と企業の協働による研修に参加した外国人社員と人事担当者へのインタビューを行い、参加者の発達的な変化を明らかにするとともに、所属社員への評価観点を収集した。この分析結果をまとめて学会発表を行い、さらに大学のオンラインビジネス日本語授業において、ケース学習の実践をもとにコース設計についての提案をまとめた。②については、協働の理念に基づく日本語教育実践として、台湾、韓国の日本語教育関連の学会で、これまでの研究の成果を発表するとともに、それぞれの国における学術書の出版にも結び付けた。③については、世界的にグローバル化が加速化する中で、教育機関や企業において日本語教育を担う者の役割と資質についても具体的な検討を進めた。具体的には、就労者に対する日本語教育人材の育成、企業研修を担当する日本語教師の専門性について学会等での発表を行った。④については、これまでの研究成果を基に、教育や企業研修の現場への応用としてケース学習用の教材を出版した。