サカキバラ リョウタ
榊原 良太 所属
人間社会学部 心理学科
生活心理研究所 所属教員
生活機構研究科 心理学専攻
職種
准教授
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/10 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | The moderating role of reflective thinking on personal factors affecting belief in conspiracy theories |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Applied Cognitive Psychology |
掲載区分 | 国外 |
著者・共著者 | Hiroki Ozono, Ryota Sakakibara |
概要 | 新型コロナウイルスの流行により、陰謀論に対する世界的な関心が高まっている。先行研究では、反省的思考が陰謀論への信念を抑制することが示されているが、本研究の目的は、反省的思考が不安や社会階層といった他の要因の影響を調整するかを検討することであった。調査の結果、パフォーマンスベース・自己報告ともに、反省的思考の抑制効果は頑健にみられたが、反省的思考の調整効果はほとんどみられなかった。これらの結果は、反省的思考は陰謀論への信念につながる他の要因の影響を強めないこと、反省的思考を高めることで、陰謀論への信念を直接的に抑制できる可能性を示唆している。 |