キムラ アヤノ
KIMURA Ayano
木村 あやの 所属
人間社会学部 心理学科
生活心理研究所 所属教員
生活機構研究科 心理学専攻
職種
准教授
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 昭和女子大学大学院修了生の臨床心理士としての自己研鑽 ― 臨床歴から見た身につけたい力とその取り組み ― |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 昭和女子大学生活心理研究所紀要 |
巻・号・頁 | 14,41-56頁 |
著者・共著者 | 木村あやの・田口香代子 |
概要 | 臨床心理士を目指す場合、大学院修了後も、研修、スーパーヴィジョンといったさまざまな形での自己研鑽が必要である。そこで、臨床現場で働く昭和女子大学大学院修了生が、①どのような臨床業務に携わっているのか現状把握をしたうえで、②臨床心理士としてのスキルの維持・向上のためにどのような力を身につけたいと考えているのか、また、③そのために日頃からどのような取り組みをしているのか、また、今後どのような取り組みを目指したいと考えているのか、について調査を行った。その結果、①勤務状況は、常勤が5名(14.7%)、非常勤が29名(85.3%)であり、多くの修了生は非常勤として勤務していた。勤務領域は「教育」「医療」が多く、とくに「教育」は全体の半数以上が勤務していた ②臨床心理士としてのスキルの維持・向上のために身につけたい力としては、<ケースの見立て>、<検査結果の解釈と適切なフィードバック>、<他職種との連携>が、職域や臨床歴に関係なく多く挙げられた。③日頃の取り組みとしては、「関連書籍や論文を読む」「職場のスタッフに相談する」「自主的に研修会や学会に参加する」が全体的に多く挙げられた。これに対し、今後の取り組みとしては、「スーパーヴィジョンを受ける」「自主的に研修会や学会に参加する」の回答が多かった。(第1章、第2章、第3章3節、第4章執筆担当) |