キムラ アヤノ
KIMURA Ayano
木村 あやの 所属
人間社会学部 心理学科
生活心理研究所 所属教員
生活機構研究科 心理学専攻
職種
准教授
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/02 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 募金広告におけるエージェントの存在が寄付行動に及ぼす影響 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 学苑 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (940),1-11頁 |
著者・共著者 | ◎木村あやの・此川香穂・佐藤梨乃 |
概要 | 人々の生活をサポートするシステムとして,「代理人」を意味するエージェントが活用されている。広告やショッピングサイトにおいて,エージェントを配置することで,購買意欲や向社会的行動を高めるとされている(木村他,2012 等)。そこで本研究では,広告におけるエージェントの存在が向社会的行動である募金行動を促進する効果があるのか検討した。実験1において,文脈の異なる2種類の広告 (援助必要性広告,援助効果広告) を用い,エージェントの表情(笑顔,泣き顔)と広告描写(文脈)の一致・不一致関係による寄付行動促進効果について検討したが,エージェントの存在による影響はみられなかった。実験2において,属性の異なる2種類のエージェント(募金呼びかけ者,募金を必要とする子ども)を用い検討したところ,募金呼びかけ者のエージェントよりも,募金を必要とする子どものエージェントを配置した方が,募金額が上がる傾向がみられた。 |