ウガイ サチエ    ugai sachie
   鵜飼 祐江
   所属
人間文化学部 日本語日本文学科
 
文学研究科 日本文学専攻 博士前期課程
   職種
准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2017/05
形態種別 単行本
招待論文 招待あり
標題 松田浩・上原作和・佐谷眞木人・佐伯孝弘編『古典文学の常識を疑う』
執筆形態 共著
掲載区分国内
出版社・発行元 勉誠出版
総ページ数 237
担当範囲 紫の上妾妻婚姻論は平安時代の結婚をどう読み替え得たか
著者・共著者 品田悦一・大浦誠士・小松(小川)靖彦・岡部隆志・遠藤耕太郎・奥村和美・松田浩・山田純・三浦佑之・猪俣ときわ・烏谷知子・飯泉健司・山本大介・渡辺秀夫・東望歩・渡辺泰宏・正道寺康子・山中悠希(略)鵜飼祐江(他 36名)
概要 『源氏物語』の紫の上については、光源氏の正妻か妾妻かをめぐって論議されてきたが、そもそも平安期の婚姻については不明確な点が残されており、また光源氏と紫の上の婚姻にも、通常の正式な婚姻とは異なる側面が多く見受けられる。
平安期の婚姻について研究史を整理し、紫の上の妻としてのあり方を検討すると、正妻か妾妻かを問うことが重要なのではなく、紫の上が物語ならではの妻であることにこそ意味が浮かび上がってくる。