ウガイ サチエ
ugai sachie
鵜飼 祐江 所属
人間文化学部 日本語日本文学科
文学研究科 日本文学専攻 博士前期課程
職種
准教授
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2011/04 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 「「空蝉」「帚木」という呼称-エピソード型呼称の一つとして-」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 「日本文学」 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本文学協会 |
巻・号・頁 | 60(4),56-69頁 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 鵜飼祐江 |
概要 | 『源氏物語』の空蝉に見られる「空蝉」呼称は、伊予介の妻である女が薄衣を蝉の抜け殻のように残して源氏から逃れる、という印象的なエピソードに因んで創作されている。
エピソードが「空蝉」の一語に集約してゆく過程、集約した物語を呼称によって端的に引き込むことを確認すると共に、空蝉に見られる「帚木」という別のエピソード型呼称にも注目し、既述の物語を想起させながら更なる展開が描かれること、あるいは展開が規制されることについて考察する。 |