ウエマツ ヨウコ
UEMATSU Yoko
植松 容子 所属
人間文化学部 日本語日本文学科
国際文化研究所 所属教員
文学研究科 言語教育・コミュニケーション専攻 博士前期課程
職種
准教授
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/10 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | 日本語教育における「ようになる」の扱い―韓国語母語話者を対象とした文法記述のために― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 学苑 |
出版社・発行元 | 昭和女子大学 |
巻・号・頁 | (864),30-37頁 |
概要 | 本稿は、日本語教育における「ようになる」の扱い方について、教科書分析の手法を落ちいて調査を行ったものである。その結果、「ようになる」は初級後半に「技能の獲得」(例:日本に来てからできるようになったこと)という文脈で提出されることが多く、文法説明は「状態変化を表す」と説明される傾向がある。さらに、この結果を韓国語母語話者の誤用例と照合してみると、このような説明は日本語学的には妥当であるものの、非母語話者の運用につなげる記述としては、十分であるとは言えない。とりわけ、韓国語母語話者を対象とした場合には、記述に不足している点があることを主張した。 |