ウチダ アツコ    UCHIDA Atsuko
   内田 敦子
   所属
環境デザイン学部 環境デザイン学科
   職種
准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2013/01
形態種別 その他
標題 「篝火 kagari-bi 庭を廻る、人が廻る」(テーマ:「岐阜市の中心市街地として発展してきた“柳ケ瀬”周辺を再活性化するための都市デザインの創出」※対象地区:岐阜市「柳ケ瀬・玉宮通り周辺地区」)
執筆形態 共著
掲載誌名 第15回2012年まちの活性化・都市デザイン協議
著者・共著者 金尾朗、内田敦子、金尾研究室3年有志
概要 かつて歓楽街と言う魅力を持っていたこの地域が新しい篝火となる提案をおこなう。中心市街地衰退化により、閉店などによって活用方法を失った大型店舗跡地や平面駐車場などの空地を利用し、この街の人にとって憩いの場であり、交流の場であり、生活の場となる6 つの「庭」を提案する。人々はこれらの庭を楽しみ、また、廻ることで都市空間における充実した時間を送ることができる。これらの庭は憩いの場であると同
時に、この街に集まった様々な世代が繋がるようにマンション、塾や生涯学習センター、憩いの場などと融合させ、庭を活用する。さらに、この街を多くの人に廻ってもらい過ごしやすくなるように、街と庭の回遊性を高め、景観を作っていく。そのため柳ヶ瀬のアーケード街の整備、駐輪場の設置、既存の公園や施設などの整備をおこなう。これらの提案により、この対象地域を、この街に住む人、また他の地域からこの街に訪れる人にとって、美しく、過ごしやすい空間にしていく。また、さらなる魅力や発展のために柳ヶ瀬・玉宮地区で季節ごとのイベントの提案も行う。イベントにより地域内の人はもとより、県内外、老若男女多くの人が交流をもち、繋がることができる。
このように人が集まり、まちと人がつながり、庭、人、モノが廻(めぐ)るまち。
日常の生活の中で岐阜市の人々が様々な瞬間に触れることのできる場所。様々な世代、そして次世代に受け継いでいく岐阜市の生活のコアとなる場所として提案する。