ウチダ アツコ    UCHIDA Atsuko
   内田 敦子
   所属
環境デザイン学部 環境デザイン学科
   職種
准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2005/11
形態種別 大学・研究所等紀要
標題 「単板ガラスを用いたガラス建築の熱環境光環境と快適性評価(その1)-実測建物概要、設備計画概要、年間環境実測計画書-」
執筆形態 共著
掲載誌名 昭和女子大学紀要「学苑」
出版社・発行元 昭和女子大学紀要 近代文化研究所
巻・号・頁 (781),136-141頁
著者・共著者 佐野武仁、山口 温、内田敦子
概要 2005年3月末に竣工した群馬県鬼石町にある多目的ホールの環境実測をおこなった。特に本施設は公共建築であるため、初期建設費の確保はできるが、竣工後の水光熱費等運転費を含めた年間経常費の軽減が最大のテーマであった。これまで、大規模なガラス建築では、Low-Eガラスやエアフローウィンドウの導入などによって省エネルギー化を図っている。しかし、建設費の少ない建物では建設コストを抑えるため、単板ガラスを用いて自然エネルギーの利用や、空調システムの改良によって省エネルギー化を図ることが課題となる。本研究では外壁を15 mm厚のフロートガラスで囲われ、一部半地下に建物を配置したガラス建築の熱特性・光特性について実測し、年間熱環境・光環境特性の把握、空調システムと省エネルギー効果、居住域の快適性について明らかにすることを目的としている。本報ではその実測建物概要、設備計画概要、年間環境実測計画書についての報告をおこなった。