ムラヤマ ノリオ    Murayama Norio
   村山 憲男
   所属
人間社会学部 心理学科
 
生活機構研究科 心理学専攻
 
生活心理研究所 所属教員
 
生活機構研究科 生活機構学専攻
   職種
准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2015/10
形態種別 学術雑誌
標題 睡眠障害の診断関連の最近の進歩について;睡眠と関連した問題を訴える患者の問診・診断
執筆形態 共著
掲載誌名 診断と治療
掲載区分国内
巻・号・頁 103(10),1266-1272頁
著者・共著者 田ヶ谷浩邦、村山憲男、深瀬裕子
概要 睡眠と関連した訴えは多彩であるとともに、複数の状態・疾患が同じ徴候を呈するので、患者の訴えを医学的に具体化するともに、診断治療に必要な情報を収集する必要がある。睡眠習慣は時刻で確認することが有効である。
不眠の訴えは多いが、睡眠薬でかえって悪化する疾患、睡眠薬では効果がなく弊害を生じやすい疾患、そもそも睡眠薬による治療の必要がない不眠があるので、睡眠薬投与開始前に十分に鑑別を行う。
過眠を訴える場合に、最も多いのは慢性の睡眠不足であるので、日常の睡眠時間が十分かどうか確認し、十分な睡眠の確保を指導する。改善しない場合に、睡眠障害専門医療機関に依頼する。