ムラヤマ ノリオ    Murayama Norio
   村山 憲男
   所属
人間社会学部 心理学科
 
生活機構研究科 心理学専攻
 
生活心理研究所 所属教員
 
生活機構研究科 生活機構学専攻
   職種
准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2014/06
形態種別 学術雑誌
標題 概日リズム睡眠障害
執筆形態 共著
掲載誌名 睡眠医療
掲載区分国内
巻・号・頁 8(2),173-180頁
著者・共著者 田ヶ谷浩邦、村山憲男、袴田優子
概要 概日リズム睡眠障害とは、体内時計が作り出す睡眠覚醒パターンと、本人にとって望ましい社会生活スケジュールが一致しなくなり様々な問題を引き起こす睡眠障害である。睡眠障害国際分類第3版(ICSD-3)では、名称が概日リズム睡眠覚醒障害(CRSWD)となり、下位分類が7に減ったが、概ねICSD-2を踏襲している。診断基準は、症状持続期間(3ヵ月)、異常な睡眠覚醒パターンを14日以上客観的に確認するよう変更され、オプション項目として、朝型夜型質問票、尿中6-スルファトオキシメラトニン測定が追加された。診断には、異常な睡眠覚醒パターンの原因となる要因(レストレスレッグス症候群、向精神薬など)について十分に検索し、本人がこの是正に多大な努力を払っているにもかかわらず改善できないことを確認する。治療は、上記要因の除去に加え、高照度光療法やメラトニンアゴニスト服用を適切なタイミングで長期間継続する。