ツツミ ヒトミ
TSUTSUMI Hitomi
堤 仁美 所属
環境デザイン学部 環境デザイン学科
生活機構研究科 環境デザイン研究専攻
職種
准教授
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013/08 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 居住環境と家事が慢性腰痛に及ぼす影響の属性別分析 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本建築学会環境系論文集 |
出版社・発行元 | 日本建築学会 |
巻・号・頁 | (No.690),655-661頁 |
著者・共著者 | 長澤夏子, 堤仁美, 松岡由紀子, 加藤龍一, 秋元孝之, 田辺新一 |
概要 | 慢性腰痛の既往者の女性への調査から、居住環境・家事など生活行動が慢性腰痛・ストレス等に与える影響を検討した。慢性腰痛に対する居住環境の関連について共分散構造モデルにより全体の構造を把握することができた。居住環境に対する満足度を高め、家事を楽しむことのできる環境が、ストレス・疲労感を減らし、結果として慢性腰痛を減少させる可能性が示された。また属性別にみると、慢性腰痛やストレス・疲労感に対して、行動や環境要因が与える効果の大きさが異なっていることがわかった。このことから、高齢者に対しては『家事の楽しみ』を増やす住まいがよく、運動習慣のない人にとっては家事を楽しみながら長くできるような住まいがよいこと、キッチン高さ感が適切な場合に家事時間が長くても慢性腰痛を直接的に悪化させないといった可能性が示され、属性のちがいによって、環境整備の方針が異なることが示唆された。
(共同研究につき、本人担当部分抽出不可能) |