ソ ミンジョン
Minjung SEO
徐 珉廷 所属
国際学部 国際学科
職種
准教授
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2002/11 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | モニターを通して学習者は何を学ぶのか ―ロールプレイに焦点を当てて― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『日本語教育研究紀要』 |
出版社・発行元 | 昭和女子大学大学院日本語教育研究会 |
巻・号・頁 | (第2号),19-28頁 |
概要 | 大体の学習者は間違いは教師しか直せないと考え、自分でも自分の発話や書いたものを見直してみようということを全く考えない。口で自分でも直せるとかモニターが重要だと言うだけではあまり効果がないのである。そこで実際に授業の中で見直しの方法やモニターの仕方を体験させることにより、学習者が自分の発話をどの程度モニターし、表現の誤用や不適切さに気づき、どの程度訂正できるのか自己訂正について考察してみた。
本論では韓国語を勉強している中級レベルの日本人学習者を対象にロールプレイを演じたあと、教師からの訂正ではなく自己訂正、学習者同士で訂正するよう指導した。その結果、次からやるロールプレイには産出中のモニターが作用し、誤用が少なくなった。またモニター活動を通じて学習者の学習への意識化が見られた。 |