イケダ タカコ
IKEDA Takako
池田 尚子 所属
食健康科学部 健康デザイン学科
女性健康科学研究所 所属教員
職種
准教授
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/03 |
形態種別 | その他 |
標題 | マグネシウムとカルシウムの摂取バランスに関するフローサイトメトリーによる表面解析 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 公益財団法人ソルト ・サイエンス研究財団助成研究報告集 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 157-163頁 |
著者・共著者 | ◎池田尚子、中西由紀子、中村寛子、黒瀬美紀子 |
概要 | 2010年アメリカ合衆国では、成人の約6割がマグネシウム摂取不足であると報告があり、これが肥満、動脈硬化、高血圧、糖尿病、がんなどの疾病の発生にかなり関連していると報告がある。また、循環器疾患との発症と関係がある、マグネシウムとカルシウムの摂取バランスが免疫能に及ぼす影響について、食餌によるマグネシウム欠乏や高カルシウムの組み合わせを設けて、動物(マウス)の免疫担当細胞をフローサイトメトリーにて表面解析を行った。その結果、マグネシウム欠乏状態は、感染に対する抵抗性が低下するため、リンパ組織、リンパ球が増加すると報告があることから、生体防御のためにリンパ球であるNK細胞が増加したと考えられた。また、マグネシウム欠乏下では、B細胞よりもT細胞を割合的に増加させる一方、高カルシウム状態であると、T細胞よりもB細胞を割合的に増加させることにより、限られた免疫担当細胞による生体防御体制を形成していることが推察された。。(共同分担につき本人担当部分抽出不可能) |