ノグチ トモタカ    NOGUCHI Tomotaka
   野口 朋隆
   所属
人間文化学部 歴史文化学科
 
生活機構研究科 生活文化研究専攻
   職種
准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2010/01
形態種別 学術雑誌
査読 査読あり
標題 「佐賀藩鍋島家における恩赦の構造と変容」
執筆形態 単著
掲載誌名 『歴史学研究』
巻・号・頁 (862),1-18頁
概要 本稿は、幕藩領主の権力構造を明らかにするため、刑罰権、とりわけ恩赦権に注目して、幕府・大名・大名家臣それぞれが発した恩赦がどのように下位権力へ貫徹していったのかについて分析を加えた。17世紀前半まで幕府が発した恩赦は、大名家へ伝達され実施されていたが次第に行われなくなり、大名家では18世紀以降、それまで個別に行っていた大身家臣に対して恩赦の実施を強制するようになった。これらは幕府が大名家へ刑罰権を貫徹出来なかったのに対して、大名家内部では家臣団統制が強まったことに由来するものであり、幕藩領主の権力構造は、幕府-大名間と大名家内部では大きく異なっていたことを指摘した。