ツルオカ アケミ
TSURUOKA Akemi
鶴岡 明美 所属
人間文化学部 歴史文化学科
生活機構研究科 生活文化研究専攻
職種
教授
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 寛政期黄表紙における挿絵の文字表現―山東京伝による心学を趣向とする作例を手掛かりに― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『武蔵野美術大学研究紀要』43 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (43),135-148頁 |
概要 | 寛政2年刊行の山東京伝『心学早染草』挿絵にて生み出された、「善魂」「悪魂」といった抽象的な概念を擬人化し、「善」「悪」の文字で区別するという、新しい発想に基づく文字表現の研究である。この文字表現が、直接に趣向を借りた心学よりもむしろ過去の黄表紙挿絵の図像、および「意馬心猿」を一例とする仏教的教訓語の図像化の影響に基づいて形成されたことを指摘した。 |