イハラ トモアキ
IHARA Tomoaki
井原 奉明 所属
国際学部 英語コミュニケーション学科
文学研究科 英米文学専攻 博士前期課程
文学研究科 文学言語学専攻 博士後期課程
職種
教授
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2007/11 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 絶対的現在と相対的現在 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 学苑 |
出版社・発行元 | 昭和女子大学近代文化研究所 |
巻・号・頁 | (805),1-8頁 |
概要 | ウィトゲンシュタインの前期考察は、『論考』から『哲学的考察』まで根本的な変化を見せない。しかし、『論考』では言及されないのに、『哲学的考察』にだけ取り上げられているテーマが存在する。時間論や直接経験については、そのようなテーマである。この小論では、『哲学的考察』の時間論を念頭におきながら、『論考』において前提とされている時間論を浮き彫りにし、なぜ『論考』では沈黙せざるを得なかったのか、『哲学的考察』においてなぜ語り始めたのか、そしてその思考はどのような方向へつながっていくのかを、絶対的現在&相対的現在という方法概念を使って明らかにした。 |
ISSN | 1348-0103 |