フエキ ミカ    FUEKI Mika
   笛木 美佳
   所属
人間文化学部 日本語日本文学科
 
近代文化研究所 所属教員
 
文学研究科 日本文学専攻 博士前期課程
   職種
教授
発行・発表の年月 2001/01
形態種別 大学・研究所等紀要
査読 査読あり
標題 「女の一生 一部・キクの場合」論―雨が語りかけてくるもの―
執筆形態 単著
掲載誌名 「学苑」
掲載区分国内
出版社・発行元 昭和女子大学近代文化研究所
巻・号・頁 (727),66-77頁
概要 語り手が作中の雨をいかなる意図をもって語っているのか、史実との比較も交えながら考察し、雨は作中の特定の人物の信仰への意思確認の場であったとともに、切支丹の連帯を育んでいく役も担っていたと結論づけた。さらに、こうした雨の語り方は、遠藤周作文学において常套的に用いられ、効果を上げてきたものであることにも触れた。