アクツ ノブコ    AKUTSU Nobuko
   圷 信子
   所属
食健康科学部 健康デザイン学科
 
生活機構研究科 生活科学研究専攻
 
女性健康科学研究所 所属教員
   職種
教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2021/03
形態種別 大学・研究所等紀要
査読 査読あり
標題 コラーゲン線維の糖化が線維芽細胞活性へ及ぼす影響
執筆形態 単著
掲載誌名 昭和女子大学大学院 生活機構研究科紀要
掲載区分国内
出版社・発行元 昭和女子大学大学院 生活機構研究科
巻・号・頁 (30),37-45頁
著者・共著者 圷 信子
概要 シワは主に皮膚の真皮の構造や物性変化により形成される。真皮の70%を占めるコラーゲンに着目して、コラーゲン線維の糖化が線維芽細胞活性へ及ぼす影響について調べた。グルコース濃度0.56 Mの溶液で2週間以上インキュベーションしたコラーゲンでは、リジン、アルギニン残基数が減少しており、糖化反応が起こっていた。また、ペプシン分解性が低下し、ブロムシアン(CNBr)分解で生じるペプチドバンドが高分子量化していた。これらのことは糖化反応の結果、架橋構造が形成したことを示していた。糖化したコラーゲンゲル上での線維芽細胞の接着、伸展及び増殖活性は大きく変化しなかったが、細胞遊走とコラーゲンゲル収縮活性は顕著に抑制された。糖化反応により細胞とコラーゲンの結合部位(アルギニン残基-グリシン残基-アスパラギン酸残基、RGD)が減少し、線維に形成された架橋により細胞遊走とコラーゲンゲル収縮活性が顕著に抑制されたと考えられる。