ミネダ アケミ
MINEDA Akemi
嶺田 明美 所属
人間文化学部 日本語日本文学科
文学研究科 日本文学専攻 博士前期課程
職種
教授
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/08 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | 接続詞「だって」の談話における機能 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 学苑 |
出版社・発行元 | 昭和女子大学近代文化研究所 |
巻・号・頁 | (826),13頁 |
著者・共著者 | 冨田由布子 |
概要 | 原因や理由説明の接続詞「だって」は、談話においては文末に多く「~じゃないか(じゃん)」を伴い、共有情報を明示して、立場の正当化を図り念押しをすることがよく見られる。一方、小説などでは、文末には多く「もの(もん)」が使われ、「もの」が持つ「一般性」の意味用法を明示することで、対立相手に対して自分の立場を認めてもらいたいという「甘え」が現れている。そのほか、文末の「から」「よ」「ね」などと共起して、「だって」によって立場の正当化をせまる機能があることを述べた。 |