イマイ ミキ    IMAI Miki
   今井 美樹
   所属
人間社会学部 初等教育学科
 
女性文化研究所 所属教員
 
生活機構研究科 人間教育学専攻
 
現代教育研究所 所属教員
   職種
准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2014/06
形態種別 大学・研究所等紀要
査読 査読あり
標題 明治中期の専門料理人と「割烹熱心家」による食物・調理に関する研究会にみる男女両性の調理教育 第2報
執筆形態 単著
掲載誌名 学苑
出版社・発行元 昭和女子大学近代文化研究所
巻・号・頁 (884号),27-41頁
概要 本研究の目的は,明治中期の料理雑誌『庖丁塩梅』と『大日本食物会報告 第一号』を精査し,当時の食物・調理に関する研究会の活動およびその調理教育を明らかにすることである.分析視点としては『庖丁塩梅』全37集(1886~1891)および『大日本食物会報告 第一号』(1890)の掲載記事のなかから,明治中期の専門料理人と「割烹熱心家」による食物・調理に関する研究会の活動およびその調理教育について記述していると判断された記事をジェンダー視点で精査した.本稿では,大日本食物会の活動およびその調理教育について報告し,割烹研究会・食物研究会・大日本食物会の近代日本の民間の調理教育における意義を検討した.その結果は以下の通りである.大日本食物会では割烹研究会および食物研究会と同様に男女両性のための食物・調理に関する研究会の開催を試みたが,①実際には主宰者と会員は「割烹熱心家」といわれる社会的地位のある男性たちと男性である「割烹専業者」であったこと,②その調理教育は専門的料理の調理教育であったこと,③この三研究会の存在は近代日本の民間の調理教育において,男女両性の調理教育を試みようとした実証的事例になっていたことが明らかになった.