カスヤ ミサコ
KASUYA Misako
粕谷 美砂子 所属
人間社会学部 現代教養学科
女性文化研究所 所属教員
生活機構研究科 福祉社会研究専攻
国際文化研究所 所属教員
生活機構研究科 生活機構学専攻
福祉社会・経営研究科 福祉共創マネジメント専攻
現代ビジネス研究所 所属教員
職種
教授
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/03 |
形態種別 | 単行本 |
標題 | 生きる場の再構築―家族、仕事とそのリスク― |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 女性労働研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | すいれん社,全212頁 |
巻・号・頁 | (第60号),87-107頁 |
総ページ数 | 212 |
担当範囲 | 特集2 女性の自営的働き方のいま「自営業・農業における女性労働への視座」(pp.87-107) |
著者・共著者 | 伊藤セツ・大沢真理・宮本みち子・飯島裕子・渡辺照子・粕谷美砂子・新雅史他多数。 |
概要 | (全体の概要)本書は、「女性労働問題研究会の変遷と独自性・存在意義・今後の展望」の巻頭に続き、特集1は貧困と女性労働、特集2は女性の自営的働き方のいまをとりあげている。
(担当部分概要)本人は、「特集2 女性の自営的働き方のいま」の中の、「自営業・農業における女性労働への視座」(pp.87-107)を担当した。本稿では、自営業のうちのとりわけ農業における女性労働をめぐる問題について取り上げた。第1に、戦後日本の階級構成の推移とともに自営業従事者数、農家数の推移を把握し、自営業における家族従業者の労働の対価に関するジェンダー課題を取り上げた。第2に、女性農業支者支援施策としての家族経営協定の位置づけを述べる。第3に、2014年国連「国際家族農業年」における家族農業経営の意義と役割を示し、新自由主義的経済政策を背景とした政策手法は、国際社会がその効果を疑問視し見直しに入っていることを明らかにした。第4に、1990年代以降、規模は小さいながらも農山漁村の再生、地域づくり、地域活性化の担い手、牽引役となっている農村女性による起業活動の事例を紹介した。 |