ツルタ ヨシコ
TSURUTA Yoshiko
鶴田 佳子 所属
人間社会学部 現代教養学科
生活機構研究科 福祉社会研究専攻
国際文化研究所 所属教員
職種
教授
|
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013/02 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | トルコ諸都市のセンター領域における屋外空間の特性に関する考察 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 学苑・人間社会学部紀要 |
出版社・発行元 | 昭和女子大学 |
巻・号・頁 | (868) |
概要 | 本研究はトルコ諸都市の空間的特質を把握することを目的とし、都市のセンター領域を対象に18都市(イスタンブル、ブルサ、バルケシル、タラクル、ギョイヌック、ムドゥルヌ、ボル、サフランボル、カスタモヌ、ナルハン、ベイパザル、コンヤ、ベルガマ、キュタフヤ、アフヨンカラヒサール、ウシャク、ティレ、イズミール)で実施した現地調査に基づいて、都市図及びセンター領域の構成図を作図し、分析をすすめる。
センター領域は公共空間として多様な機能を果たしている。本稿では、中でも屋外空間に着目し、空間形態から広場、街路、敷地内オープンスペースに分け、その空間特性を分析する。調査結果から活用状況を整理すると、広場は宗教行事などの非日常的な集会の場として多くの人を集め、センター領域の構成においては幹線道路と共に伝統的な商業エリア(トルコ語チャルシュ)と新市街をつなぐ役割を果たしている。敷地内オープンスペースとしては歴史的建造物がホテルや土産物店街として再生され、その中庭がカフェやギャラリーとして活用されている点が特徴である。 |
ISSN | 1348-0103 |