オガワ ムツミ    OGAWA Mutsumi
   小川 睦美
   所属
食健康科学部 健康デザイン学科
 
女性文化研究所 所属教員
 
現代ビジネス研究所 所属教員
 
生活機構研究科 生活科学研究専攻
 
女性健康科学研究所 所属教員
 
生活機構研究科 生活機構学専攻
   職種
教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2020/12
形態種別 大学・研究所等紀要
査読 査読あり
標題 酵素反応とビーズミルを用いた湿式粉砕による食素材への適用を目指したタケからのセルロースナノファイバー製造
執筆形態 共著
掲載誌名 森林総合研究所研究報告
掲載区分国内
出版社・発行元 国立研究開発法人　森林研究・整備機構　森林総合研究疎
巻・号・頁 Vol.19(No.4),341-348頁
著者・共著者 下川知子、池田努、眞柄謙吾、戸川英二、中村雅哉、大塚祐一郎、野尻昌信、高尾哲也、小川睦美、中山榮子、林徳子
概要 タケ資源から、食素材への適用を目指したセルロースナノファイバー（CNF)を製造する技術開発を行った。CNFは高い粘性を有し、ゲル化する特性を持つため、食品への応用が期待されている。ソーダ蒸解法によって調製したタケパルプを食品添加物として認められているアスペルギルス由来の酵素製剤で前処理することによって、続くビーズミルでの解繊を円滑に行うことが可能となった。得られたタケ由来CNFの懸濁液の形態観察、粒度分布、フィルム強度、摩擦特性を確認した。急性経口毒性試験からはLD50が2000mg/kgを超えていることを確認した。タケCNFを製造する方法として、本法は有効であることがわかった。