ネモト ハルヨ    NEMOTO Haruyo
   根本 治代
   所属
人間社会学部 福祉社会学科
 
生活機構研究科 福祉社会研究専攻
   職種
教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2015/03
形態種別 大学・研究所等紀要
査読 査読あり
標題 一般就労した知的障害者の就業意識に及ぼす影響とその要因
ーリアリティ・ショックに焦点をあててー
執筆形態 単著
掲載誌名 東洋大学大学院紀要
巻・号・頁 51,141-158頁
概要 一般就労する知的障害者の離職前後の支援内容を明らかにするため、本人、就労支援者、雇用者、家族との相互作用を分析し、リアリティ・ショック概念を用いて、就労継続するうえでの阻害要因を明らかにした。一般就労した知的障害者は就労するうえで、①コミュニケーション、②職務内容、③生活上の課題、以上の3点をリアリティ・ショックとして体験していることを明らかにした。その対応として果たされた支援機能として、(1)引きこもり防止、(2)感情の交流、(3)就労意思の確認、(4)情報提供、(5)問題解決に向けての合意形成、(6)対等に向かい合うための共通項の形成、(7)他機関との連携、以上の7つの支援機能を提示した。