ネモト ハルヨ
NEMOTO Haruyo
根本 治代 所属
人間社会学部 福祉社会学科
生活機構研究科 福祉社会研究専攻
職種
教授
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2005/03 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 障害児家族に対するソ-シャルワーク理論の変遷 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 法政大学現代福祉研究 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (5),167-182頁 |
概要 | わが国の障害児家族研究における理論的仮説(モデル)と、それに連動するソーシャルワーク実践理論のアプローチの変遷をレビューした。家族システム論的アプローチにみる家族ストレス論から、発達システム論的アプローチにみる生態学、さらに社会構成主義的アプローチにみるナラティヴ・モデルへの変遷を示した。最後にナラティヴ・モデルへの批判として、ソーシャル・アクションにみる社会的不公正や差別への直接的な働きかけの欠如を加えた。以上の障害児家族を援助する理論に基づき、3つのアプローチから今後求められるソーシャルワーク実践の方向性を提示した。なお本研究は2004年度法政大学特別研究助成を受けた。 |