イシガキ ミチコ
ISHIGAKI Michiko
石垣 理子 所属
環境デザイン学部 環境デザイン学科
生活機構研究科 環境デザイン研究専攻
現代ビジネス研究所 所属教員
職種
教授
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発行・発表の年月 | 2008/01 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 袖幅のゆとりと動きやすさ
-官能,衣服圧,筋電図による評価- |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本家政学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 第59巻(1号),29-35頁 |
著者・共著者 | ◎下坂知加・中田いずみ・石垣理子・猪又美栄子 |
概要 | 袖幅のゆとり量の差異が上肢動作に与える影響について、21-24歳の健康な女子大学生5名を対象に着用実験を行い、動作適応性に関して官能評価、衣服圧、筋電図を用いて検討した。1)静止時の拘束感についての官能評価では、「袖幅のゆとり」は「袖幅のきつい・ゆるい」についてだけでなく、「身頃」「袖ぐり」「ブラウス全体」のきつい・ゆるいという感覚についても有意な影響を与えていた。2)「袖幅のゆとり」が動きやすさの官能評価に影響を与え、袖幅のゆとり流が小さいほど、動きやすさの評価が低かった。3)上腕部における最大衣服圧に「袖幅のゆとり」が影響を与え、ゆとりが小さいほど衣服圧が大きかった。4)動きやすさの官能評価と上腕部の最大衣服圧との間に相関が認められた。5)動作時の上腕三角筋の筋活動量に「袖幅のゆとり」が影響を与え、側挙動作においては袖幅のゆとりが小さいほど三角筋の筋活動量が大きくなることが示された。
(共同研究につき、本人担当部分抽出不可能) |