イシガキ ミチコ    ISHIGAKI Michiko
   石垣 理子
   所属
環境デザイン学部 環境デザイン学科
 
生活機構研究科 環境デザイン研究専攻
 
現代ビジネス研究所 所属教員
   職種
教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2021/03
形態種別 学術雑誌
査読 査読あり
標題 窮屈に見えるけれど日常動作の可能な服
―動作による人体の変形に対応するデザイン―
執筆形態 共著
掲載誌名 図学研究
掲載区分国内
出版社・発行元 日本図学会
巻・号・頁 54(1),3-12頁
担当範囲 共同研究につき担当部分抽出不可
著者・共著者 山村美紀、石垣理子、猪又美栄子
概要 「窮屈に見えるけれど日常動作が可能な服」をコンセプトとして、外観の斬新さを優先したシャツの設計を試み、動作による上半身の寸法・形態の変化に対応できる衣服の構造について検討した。体幹に対して身頃がねじれて皴が生じるデザインで、胸囲のゆとり量は少なく、袖幅は上腕に十分なゆとりを加えた。着用実験では着用者による動きやすさ着心地、外観についての官能評価、腕付け根周辺の衣服圧の測定を行い、分散分析等の解析をした。その結果、着用時のねじれによる皴は「見かけのきつさ」を強調しているが、上肢動作によって皴が開いて体表の変化に追従した。袖幅の十分なゆとりが動作による袖と上肢のずれを可能にし、設定した実験服は上肢動作、日常動作が可能で、人体の動きにより変化する外観の評価も高かった。