キタモト ケイコ
KITAMOTO Keiko
北本 佳子 所属
人間社会学部 福祉社会学科
生活機構研究科 福祉社会研究専攻
女性文化研究所 所属教員
職種
教授
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発行・発表の年月 | 2004/04 |
形態種別 | その他 |
標題 | 実習生としての学生は、現場職員のケアの質が育てる |
執筆形態 | 単 |
掲載誌名 | おはよう21 |
出版社・発行元 | 中央法規出版 |
巻・号・頁 | 第15巻(2004年5月号16号),35頁 |
概要 | 本論では、まず福祉や介護を学ぶ今日の学生の対人関係能力の問題とともに、福祉や介護を学ぶ学生の動機の変化などについて触れながら、現場実習における学生の様子や実習ノートの内容から、現場で利用者と学生が徐ーに関係を形成し、利用者を主体とした援助ができるようになるか否かは、基本的には学生個ーの性格や資質によるところが大きいと言えるが、実習先の職員のあり方、組織のあり方も大きく影響しているように思えるということ述べた。さらに、そうしたことを敷衍して言えば、現場では職員を含めて誰もがいつでもどんな人に対してもよい援助者でいられるということではないので、実習生も含めて職員同士のケア(特に精神面でのケア)によって援助の質を高めていくことが求められているのではないかということを論じた。 |