キタモト ケイコ    KITAMOTO Keiko
   北本 佳子
   所属
人間社会学部 福祉社会学科
 
生活機構研究科 福祉社会研究専攻
 
女性文化研究所 所属教員
   職種
教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2009/02
形態種別 大学・研究所等紀要
査読 査読あり
標題 保健福祉サービスにおける苦情調整の機能と意義-福祉オンブズパーソン活動の実際から-
執筆形態 単著
掲載誌名 学苑・人間社会学部紀要
出版社・発行元 昭和女子大学
巻・号・頁 (第820号),1-14頁
概要 本論では、保健福祉サービスが措置から契約に移行したことに伴い、様々なレベルで苦情調整解決システムが導入・整備されてきたが、その実態に基づく研究が極めて少ないことから、自治体の福祉オンブズマン活動の実際(活動内容)をもとに、その機能を意義を研究・分析論した。その結果、自治体の福祉オンブズマン活動の機能・意義として、①保健福祉サービスの是正・改善、②保健福祉サービスの透明性の確保と理解・信頼の促進、③利用者理解とその理解の普及④保健福祉サービスの公平性の確保、⑤保健福祉サービスの監視、問題の再発防止、⑥困難事案の解決促進、サービス提供者のエンパワメント、⑦サービス提供等に関する利用者の代弁(権利擁護)、不満・不審等の軽減・解消、⑧他の苦情関係制度、関係部署の補完、の8つを抽出することができた。