タカオ テツヤ    TAKAO Tetsuya
   高尾 哲也
   所属
食健康科学部 食安全マネジメント学科
 
生活機構研究科 生活科学研究専攻
 
国際文化研究所 所属教員
 
生活機構研究科 生活機構学専攻
 
女性健康科学研究所 所属教員
 
現代ビジネス研究所 所属教員
   職種
教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2016/11
形態種別 その他
標題 血中トリプトファン濃度とうつ状態との関連:双極性と単極性の鑑別を目指して
執筆形態 共著
掲載誌名 食肉に関する助成研究調査成果報告書
掲載区分国内
巻・号・頁 34,113-116頁
担当範囲 共同研究につき抽出不能
著者・共著者 堀宏治, 富岡大, 葉梨喬広, 高尾哲也, 清水史子 , 高田明和
概要 うつ状態で当院を受診した症例のTrpおよびその代謝産物の血漿中の濃度を測定した。若年女性ないし中高年男性のコントロール群と比較し,今回の症例においては5‐HT/Kの比率は低下していた。このことはTrpが炎症系であるK系のほうにより多く代謝されるため,5‐HTが減少することを示すものであると考えた。また,全7症例中2症例において5‐HTが検出された。このことは,本2症例は抗うつ薬を投与することは逆にシナプス内の5‐HTを必要以上に増加させてしまう可能性があるということである。以上のことから,血漿の5‐HTを測定することは躁転やactivation syndromeを引き起こしうる症例の鑑別に適していると考えた。