タカオ テツヤ
TAKAO Tetsuya
高尾 哲也 所属
食健康科学部 食安全マネジメント学科
生活機構研究科 生活科学研究専攻
国際文化研究所 所属教員
生活機構研究科 生活機構学専攻
女性健康科学研究所 所属教員
現代ビジネス研究所 所属教員
職種
教授
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 女子大学生の月経周期とQOL及び精神的健康の関わり |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 昭和女子大学大学院生活機構研究科紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 28,1-14頁 |
担当範囲 | 共同研究につき抽出不可 |
著者・共著者 | 近藤渚, 藤島喜嗣, 戸谷誠之, 小川睦美, 高尾哲也 |
概要 | 女子大学生が規則的月経周期とクオリティオブライフ(QOL)および精神衛生との関連があるかを確認するため,女性大学生を対象に,QOLおよび身体状態[12項目の日本語版精神健康調査票(GHQ12)]ならびに月経に関するQOLを調査した。被験者は女子大学生78名であった。月経の影響を考慮しなかった因子スコア,月経の影響を考慮した因子スコア,GHQ12スコア,およびピアソンの相関係数を用いた異なる因子間の関係を検討した。規則的月経周期の者および不規則な月経周期の者の2群に被験者を分け,対応のないt検定を用い,個々の因子に対するそれらのスコアを比較した。月経の影響を考慮した因子スコアは,月経の影響を考慮しない因子スコアと相関し,月経の影響を考慮しなかった因子スコアは,GHQ12スコアと相関した。しかし,月経の影響を考慮した因子スコアおよびGHQ12スコア間に,直接相関を認めなかった。不規則な月経周期の女子大学生と比較して,規則的な月経周期の女子大学生は,勉強以外の活動(例えば旅行)に従事している間,不規則な期間の準備をする際にストレスを受けた。規則的月経周期を有するかどうかは,女子大学生のQOLおよび精神的健康に影響を及ぼす因子であった。不規則な月経周期の女子大学生と比較して,規則的な月経周期の女子大学生は,勉強以外の活動(例えば旅行)に従事している間,不規則な期間の影響をより多く受けた。 |