ナガオカ ミヤコ
NAGAOKA Miyako
永岡 都 所属
人間社会学部 初等教育学科
生活機構研究科 人間教育学専攻
生活機構研究科 生活機構学専攻
現代教育研究所 所属教員
職種
教授
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発行・発表の年月 | 1995/02 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | シェーンベルクの初期十二音音楽における<音列技法>と<発展的変奏>の統合 -「ピアノ組曲」の<プレリュード>(作品25-1)を中心に- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 「学苑」 |
出版社・発行元 | 昭和女子大学近代文化研究所 |
巻・号・頁 | (662号),15-26頁 |
概要 | 1920年代に創案されたシェーンベルクの十二音技法は、古典的な楽曲形式を多用したことから、その評価が大きく分れている。本論文は、十二音技法の適用によって、旋律としての動機から音程という抽象的な単位への転換が起こったとする否定的な解釈に対し、シェーンベルクの著作と作品の分析を通して、初期十二音音楽が目指したものは、<音列技法>という下部構造と無調時代から引き継いだ<発展的変奏>の統合であるとの推論を提示した。 |