シマタニ マキコ
SHIMATANI Makiko
島谷 まき子 所属
人間社会学部 心理学科
生活機構研究科 心理学専攻
生活機構研究科 生活機構学専攻
生活心理研究所 所属教員
職種
教授
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2008/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 女性は中年期危機をどのように体験しているのか-危機のプロセスにおけるストレッサーおよびソーシャルサポートの影響- |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 昭和女子大学生活心理研究所紀要 |
巻・号・頁 | 第10巻,75-87頁 |
著者・共著者 | ◎瀬戸山聡子・島谷まき子 |
概要 | 女性の中年期危機の体験と、中年期危機のプロセスに対するストレッサーおよびソーシャルサポートの関連を検討した。12名の中年期女性(40~59歳)に対する半構造化面接調査を実施し、それらの逐語録からグラウンデッド・セオリー・アプローチによる仮説モデルの生成を試みた。(1)女性の中年期危機の特質を示唆する内容として、「容姿の衰え」・「『オバサン』の自覚」が見出された。(2)女性の中年期危機のプロセスには、5つのパターンが見出され、心身ともに健康で生活の充実感があると危機になりにくいこと、危機のきっかけや認識には主にストレッサーが影響し、ストレッサーの緩和や危機の解消にはソーシャルサポートが影響すること、危機が繰り返されないためには自己の内的安定感の獲得が必要なことが示唆された。 |