教員情報 | 昭和女子大学

シマタニマキコ SHIMATANI Makiko 島谷まき子所属人間社会学部心理学科生活機構研究科心理学専攻生活機構研究科生活機構学専攻生活心理研究所所属教員職種教授
言語種別	日本語
発行・発表の年月	2013/03
形態種別	大学・研究所等紀要
査読	査読あり
標題	大学生女子のむちゃ食い行動中の気分の認知の変化
執筆形態	共著
掲載誌名	昭和女子大学生活心理研究所紀要
巻・号・頁	15,21-31頁
著者・共著者	◎島谷まき子・椿徳子
概要	一般大学生女子を対象として、むちゃ食い前、むちゃ食い中、むちゃ食い後の気分の認知の変化を捉えることを目的とした。まず、大学生女子153名に予備調査を実施し、むちゃ食い傾向のスクリーニング項目、食行動の嗜癖性尺度、食前・食中・食後の気分の認知尺度からなる質問紙を作成した。次に、この質問紙を用いて大学生女子205名に本調査を実施した。統制群、むちゃ食い傾向予備群、むちゃ食い傾向群の比較を行い、以下の結果が得られた。①統制群よりむちゃ食い予備群、むちゃ食い傾向群の方が食行動の嗜癖性が高かった。②食前、食中、食後のすべてで、統制群よりむちゃ食い予備群、むちゃ食い傾向群の方が気分の認知尺度（「抑うつ・疲労感」「自己卑下・不安感」「落ち着かなさ」）の各因子得点が高かった。③「抑うつ・疲労感」は、統制群とむちゃ食い傾向予備群は食前より食後が低下したが、むちゃ食い傾向群は低下しなかった。④「自己卑下・不安感」は、むちゃ食い傾向予備群と傾向群は食前より食後が増加した。