カラスダニ トモコ    KARASUDANI Tomoko
   烏谷 知子
   所属
人間文化学部 日本語日本文学科
 
文学研究科 日本文学専攻 博士前期課程
 
近代文化研究所 所属教員
 
文学研究科 文学言語学専攻 博士後期課程
   職種
教授
発行・発表の年月 1997/01
形態種別 学術雑誌
標題 春日皇女の唱和歌謡についての一考察
執筆形態 単著
掲載誌名 古事記年報
巻・号・頁 (39号),152-167頁
概要 152頁~167頁 継体紀七年九月の条に載せられた春日皇女の妻問いの唱和歌(第九七番)は、従来挽歌的な発想を持つとされ、前に置かれた勾大兄皇子の濃厚な相聞歌謡の内容と異質であり、そぐわないとされてきた。皇女の歌謡によまれた泊瀬川を流れ来る竹・「本…末…」の表現・国見と嘆きの行為・魚の素材に着目し、この歌謡の発想の問題と、二人の唱和歌謡が書紀のこの箇所に配された理由を考察した。