カラスダニ トモコ    KARASUDANI Tomoko
   烏谷 知子
   所属
人間文化学部 日本語日本文学科
 
文学研究科 日本文学専攻 博士前期課程
 
近代文化研究所 所属教員
 
文学研究科 文学言語学専攻 博士後期課程
   職種
教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2009/01
形態種別 大学・研究所等紀要
標題 古事記上巻の玉について-誓約・天の石屋戸神話、海宮訪問説話を中心に-
執筆形態 単著
掲載誌名 学苑 日本文学紀要
巻・号・頁 (819),1-12頁
概要 古事記の誓約・天の石屋戸神話では、天照大御神が須佐之男命や他界から大嘗に寄り来る神霊と交錯する時、玉が重要な働きをする。 玉は天之忍穂耳命の誕生に関与し、天照大御神が皇祖神・最高神となる為の呪具として機能する。また、海宮訪問説話では、二つの世界の玉の授受が火遠理命の後継者としての立場を決定する。玉は二つの世界が交錯する時、主人公に影響を与え神話の局面を打開する役割を果たすことを考察した。