カラスダニ トモコ    KARASUDANI Tomoko
   烏谷 知子
   所属
人間文化学部 日本語日本文学科
 
文学研究科 日本文学専攻 博士前期課程
 
近代文化研究所 所属教員
 
文学研究科 文学言語学専攻 博士後期課程
   職種
教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2009/03
形態種別 単行本
標題 天照大御神と高御産巣日神-常世から高天原へ-
執筆形態 共著
掲載誌名 菅野雅雄博士喜寿記念 記紀・風土記論究
出版社・発行元 おうふう
巻・号・頁 137-152頁
著者・共著者 青木周平、毛利正守ほか38名
概要 古事記の天の石屋戸神話には、「天の原」の語が出てくる。この神話は、天照大御神が最高神・皇祖神としての資格を獲得する伝承であるが、天孫降臨神話において天照とペアになって活躍する高御産巣日神は登場しない。「天の原」は、天照と高御産巣日の常世の神としての原性格を表す語であり、常世が高天原昇格していく過程には、高御産巣日の亦の名に示される高木神-扶桑樹の信仰が介在していることを考察した。