カラスダニ トモコ    KARASUDANI Tomoko
   烏谷 知子
   所属
人間文化学部 日本語日本文学科
 
文学研究科 日本文学専攻 博士前期課程
 
近代文化研究所 所属教員
   職種
教授
発行・発表の年月 1987/02
形態種別 学術雑誌
標題 持統天皇の斎会歌考
執筆形態 単著
掲載誌名 日本歌謡研究
巻・号・頁 (26号),37-43頁
概要 持統天皇の斎会歌(万葉集巻二・167)は、1.日の皇子思想が読み込まれた最も古い例であること、2.歌中に天皇の宮処が読まれた集中唯一の例であること、3.伊勢国の表現が類例をみないものであること、などの特殊な問題を含んでいる。この歌の特徴は、古代の他界観が新たな方向に向かい、海人族が信奉した常世国信仰と、皇祖神信仰が融合し、さらに道教思想が加わって、律令制国家の宗教政策の中に組み込まれていく、時代の複雑な様相の中で生まれたものであることを述べた。