カラスダニ トモコ    KARASUDANI Tomoko
   烏谷 知子
   所属
人間文化学部 日本語日本文学科
 
文学研究科 日本文学専攻 博士前期課程
 
近代文化研究所 所属教員
 
文学研究科 文学言語学専攻 博士後期課程
   職種
教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2016/01
形態種別 大学・研究所等紀要
査読 査読あり
標題 祭祀伝承に見る崇神天皇条
執筆形態 単著
掲載誌名 学苑
掲載区分国内
巻・号・頁 (903),1-17頁
概要 崇神記は大物主神の祭祀を行う意富多多泥古の出自を、大物主神の四世の孫と位置付けることによって、孝安天皇の宮号である葛城の室の秋津島に、大和の豊穣と繁栄をもたらす蜻蛉の信仰と国を成す大物主神の信仰を重ね合わせている。さらに、三輪山伝説を崇神記に置くことによって、長い時間に亘って四方の道を通して大和に入り定着した祭祀・氏族・技術・文化を融合させ、平和と繁栄を導いた天皇像を描こうとしたことを考察した。