カラスダニ トモコ
KARASUDANI Tomoko
烏谷 知子 所属
人間文化学部 日本語日本文学科
文学研究科 日本文学専攻 博士前期課程
近代文化研究所 所属教員
文学研究科 文学言語学専攻 博士後期課程
職種
教授
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/01 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 天之日矛伝承の考察 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 学苑 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (939),1-18頁 |
著者・共著者 | 烏谷知子 |
概要 | 「又、昔」と時間を遡行する形で応神記の終わりに置かれた天之日矛伝承には、仁徳治政の拠点としての難波と、王権の版図としての新羅をプロットする目的があったと思われる。日光に感精して生まれた赤玉から化成した阿加流比売神が、日本を祖国として渡って来る神話には、新羅と日本が習俗や文化の土壌を共有し、かつ太陽信仰においては日本の優位性と自国意識が垣間見られるように思われる。天之日矛伝承は、仲哀記・応神記以降の天下統治の観念と深く関わっている。 |