コイズミ レイコ
KOIZUMI Reiko
小泉 玲子 所属
人間文化学部 歴史文化学科
生活機構研究科 生活文化研究専攻
職種
教授
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/05 |
形態種別 | 学術雑誌 |
標題 | 柵形埴輪再考 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 埴輪研究会誌 |
出版社・発行元 | 埴輪研究会 |
巻・号・頁 | (13),33-56頁 |
概要 | 古墳時代の形象埴輪の一つである柵形埴輪は、口縁部を鋸歯状につくることを特徴とした楕円もしくは円筒形の埴輪で、必ず複数個体で出土することが知られている。近年資料が増加した国内出土の柵形埴輪を集成し、出土状況・形態的特徴を比較分析した。結果、形態では共通した造形を取りながらも、配置場所・組み合わせによって柵形埴輪で区画される空間が異なっている可能性が強くなり、埴輪が表現しようとした空間の解釈について柵形埴輪の研究が有効であることを示した。 |