キムラ アヤノ
KIMURA Ayano
木村 あやの 所属
人間社会学部 心理学科
生活心理研究所 所属教員
生活機構研究科 心理学専攻
職種
准教授
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発表年月日 | 2017/09/20 |
発表テーマ | 募金広告におけるエージェントの表情が寄付行動に及ぼす効果 |
発表学会名 | 日本心理学会第81回大会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 此川香穂・〇木村あやの |
概要 | 広告やオンラインショッピングサイトにおいて,エージェントを配置することで,購買意欲や向社会的行動を高めることが報告されている(木村他,2012 等)。本研究では,広告におけるエージェントの存在が先行研究同様に向社会的行動である募金行動を促進する効果があるのかを検討するとともに,そのエージェントの表情と広告描写(文脈)の一致・不一致関係によって募金行動促進効果に差があるのかについても検討することを目的とした。募金額に関して2(広告の種類:援助効果広告・援助必要性広告)×3(エージェント:笑顔条件・泣き顔条件・エージェントなし条件)の被験者間要因に基づく分散分析を行った。その結果,広告の種類の主効果が認められた(F (1, 216) = 6.49, p <.05)。援助効果広告(M = 284.41, SD = 186.61) の方が援助必要性広告(M = 221.35, SD = 177.85)よりも募金額の平均値が有意に高かった。一方でエージェントの主効果(F (2, 216) = 1.78,n.s.)および,広告の種類とエージェントの交互作用も認められなかった。(F (2, 216) = 0.64,n.s.)。 |