アマガサ クニカズ
AMAGASA Kunikazu
天笠 邦一 所属
人間社会学部 現代教養学科
現代ビジネス研究所 所属教員
生活機構研究科 福祉社会研究専攻
職種
准教授
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発表年月日 | 2015/06/21 |
発表テーマ | ローカルテンポの計測とその要因に関する研究 |
発表学会名 | 第32回情報通信学会大会 |
主催者 | 公益社団法人 情報通信学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 東京都 青山学院大学 |
発表者・共同発表者 | ◎小川克彦・岩松祐輝・天笠邦一 |
概要 | 歩行、発話などを含めたあらゆる人の行動にはリズムがあり、それは人それぞれ固有のテンポ(パーソナルテンポ)を持っている。また、パーソナルテンポが近い人同士であると経済的に生活しやすく、コミュニケーションの秩序も保ちやすいことが知られている。近年の通信メディアの発達は、こうしたパーソナルテンポを速めていると考えられる。一方で「田舎はのんびりで都会は忙しい」というイメージのようにパーソナルテンポが地域にごとに一般化した「ローカルテンポ」が存在するという通説もある。メディアが強い影響を与えているようであれば、こうしたローカルテンポは平均化されるはずである。以上のような仮説を、部分的にではあるが検証するため、本研究ではローカルテンポの計測を試みた。予備調査より、各地域にあるファーストフードのチェーン店のオーダーの平均時間が想定するローカルテンポに近いと考え、これを計測した。本研究において首都圏 20 駅と、地方 3 駅の最寄の店舗において、各々20-30 人ずつ計 660 人の調査を行い仮説の検証を行った。 |