チョウ リョウ
chou ryo
張 陵 所属
国際学部 国際学科
女性文化研究所 所属教員
職種
特命講師
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発表年月日 | 2011/09 |
発表テーマ | 『蜻蛉日記』と漢文学 ―道綱母と李豊女― |
発表学会名 | 和漢比較文学会海外特別例会―長安と日中文化交流シンポジウム― |
学会区分 | 国際学会 |
発表形式 | シンポジウム・ワークショップ パネル(公募) |
単独共同区分 | 単独 |
国名 | 中華人民共和国|中国 |
開催地名 | 西北大学 |
概要 | 本発表では、『蜻蛉日記』上巻後半の「幸福」な記事には、悪妻に嫉妬されながら、自らの気品でそれを脚屈せしめた『蒙求』の李豊女の姿がみられることをも文献調査を通して論じた。また上巻に突如として現れた長歌は、漢武帝に棄て置かれた陳皇后が愛を呼び戻すために司馬相如をして書かせた「長門賦」と、司馬相如に裏切られた卓文君の「白頭吟」など、いわゆる当時日本の知識人に膾炙した棄婦の怨歌から発想を得て書かれたことを具体例を示しながら述べてみた。 |