ウエマツ ヨウコ
UEMATSU Yoko
植松 容子 所属
人間文化学部 日本語日本文学科
国際文化研究所 所属教員
文学研究科 言語教育・コミュニケーション専攻 博士前期課程
職種
准教授
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発表年月日 | 2017/08/19 |
発表テーマ | 中国語母語話者の母語の感覚を生かした文法説明―「ようになる」を例に |
発表学会名 | 第9回中日対照言語学シンポジウム |
学会区分 | 国際学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 中国・北京(北京北方工業大学) |
発表者・共同発表者 | 植松容子、熊鶯 |
概要 | 植松(2017)では、中国語母語話者における「ようになる」の使用状況を観察した結果、「ようになる」をあまり使用していないという傾向が見られた。さらに「ようになる」の代わりに①「~ている」、②「始める」、③「だんだん」を使用する傾向があることが示唆された。そこで、植松(2017)の結果に基づき、①動詞を使って変化を表すには文末に「ようになる」が必要であること、②「ようになる」と「始める」の違い、③副詞(例「どんどん」)だけでは変化を表せないこと、の3点に留意して具体的な記述を行った。その記述を、日本の大学に在籍する中国語母語話者(N1 5名、N2 5名)を対象に、反応を調査した。調査の結果、特に役に立つと判断されたのは、②の「「ようになる」と「始める」の違い」であった。 |