ウエマツ ヨウコ
UEMATSU Yoko
植松 容子 所属
人間文化学部 日本語日本文学科
国際文化研究所 所属教員
職種
准教授
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発表年月日 | 2018/03/24 |
発表テーマ | 「やさしい日本語」による狂言の紹介―日本語学習者を対象とした冊子作成の試み― |
発表学会名 | 第50回日本語教育方法研究会 |
主催者 | 日本語教育方法研究会 |
学会区分 | 研究会・シンポジウム等 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 愛知県名古屋市 |
発表者・共同発表者 | 植松容子、山本晶子、五十里美歩、太田くるみ |
概要 | 日本の伝統芸能の中で、能や歌舞伎は留学生にもよく知られているが、狂言の認知度は低い。そこで、学生プロジェクトの一環として、留学生に狂言を紹介するための冊子作成を試みた。冊子の作成には「やさしい日本語」を使い、情報の見せ方を工夫した。作成後、3名の非漢字圏出身の日本語学習者を対象に、冊子に対する印象についてインタビューを行った。その結果、「狂言の基礎知識」と曲中の台詞を解説した「分かりにくい言葉の意味」の評価が高かった。前者は予想通りであったのに対し、後者は予想と異なる結果であった。本調査の結果から、古語であっても「言葉も理解したい」という欲求があることが示唆される。 |