イトウ ミカ
ITOH Mika
伊藤 美香 所属
食健康科学部 管理栄養学科
女性健康科学研究所 所属教員
研究支援機器センター 所属教員
職種
専任講師
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発表年月日 | 2021/09/19 |
発表テーマ | 繊維遺物鑑別のための基礎研究 ―古代から日本で使用されていた植物繊維の人工劣化による形態変化― |
発表学会名 | 日本文化財科学会第38回大会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 岡山大学 |
開催期間 | 2021/09/11~2021/09/19 |
発表者・共同発表者 | 小原奈津子 |
概要 | 繊維遺物の鑑別には比較対象となる標品繊維との形態比較が最も簡便で有効とされているが、劣化分解した繊維や炭化した繊維など原形とかけ離れた形状となってしまった繊維遺物は鑑別が困難である。そのため、鑑別の指標となるように、標品繊維の未処理状態の形態把握に加えて、人工炭化した繊維や人工劣化した繊維の形態を走査型電子顕微鏡による観察ならびに単繊維の断面積および繊維幅の測定を行い、天然物ゆえの個体差のばらつきを考慮しながら、繊維種毎の特徴を捕えるためのデータを蓄積している。今回は、古代より日本で使用されていたとされる繊維(国内産)について、人工劣化前後の形態変化を比較した結果を報告した。 |