ツツミ ヒトミ    TSUTSUMI Hitomi
   堤 仁美
   所属
環境デザイン学部 環境デザイン学科
 
生活機構研究科 環境デザイン研究専攻
   職種
准教授
発表年月日 2016/08
発表テーマ 医療・福祉施設における感染リスク低減に関する研究 その34 診察室における環境表面汚染の評価
発表学会名 日本建築学会大会学術講演会梗概集 pp.775-776
学会区分 国際学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 松村美保、飯嶋美希、尾方壮行、堤仁美、田辺新一、堀賢
概要 人の行動によって環境表面に拡大する汚染の定量的な評価を目的として診察室を対象に24 の行動データを用いてシミュレーションを行った。1) 3 時間の診察で患者の椅子は汚染が増減を繰り返しており、不特定多数が接触する表面は汚染が頻繁に移動し、感染の媒介となりやすいと考えられた。2) 本シミュレーション条件では業務中に診察室全体を清掃しない場合でも、手指衛生に加えて汚染度が高かった医師の椅子やドアノブに対する定期的な清掃を行うことで汚染の低減効果が最大48%得られた。3) 対策の効果を維持しながらスタッフの負担が増加しない手法を選択することが重要であると考えられる。(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)